2018年6月22日梅雨
こんにちは。
京都北野店です。
梅雨ですね・・・。先週末は快晴でいいお天気だったのに、今週は雨。
湿度も高くて、鬱陶しいですよね。
最近、患者様とお話していて、『梅雨時期は病気が悪くなる気がする』というような声をよく聞きます。
梅雨時期は、どのような人でも体の中の水分を発散させにくくなり、
いわゆる漢方でいわれている「水毒」がたまりやすい時期で、免疫力が低下しやすいとされ、
この為に梅雨時期独特の体の不調を訴える人が多いようです。
具体的な症状としては、倦怠感・食欲不振・下痢・むくみ、等、風邪をひいた時の症状に似たものから喘息や神経痛の悪化といったものまであるようです。
その水毒のサインには以下のものがあるようです。
①胃腸の調子が悪くなる
②胃のあたりを叩くと、タプタプと水っぽい音がする
③下腹部がポッコリしている
④下半身がむくみやすい
⑤頭が重く感じる
⑥すぐに手足が冷えてしまう
⑦疲労感がある
⑧乗り物に酔いやすい
⑨舌の苔が厚くなってネバネバする
⑩虫刺されの跡がなかなか消えない
そして、「水毒」を改善させるには、体内の水分代謝を改善させるのが良いようです。
その為には、
・冷たい水ではなく白湯を飲む
・体を温める食事を摂る
・軽い運動をする ・・・ウォーキング程度でOK
・お風呂に入り体の芯から温める
ということ等です。
これ以外にも「水毒」は漢方の分野でも注目されており、「水毒」に対する漢方薬もあります。
もし気になる方は、薬局でお尋ねください。