2018年6月26日電話ボックスの上に白文鳥が乗っている!!
こんにちは、なぎさ薬局海南病院前店です。
薬局から車で5分足らず 国道1号線沿いにある電話ボックスの上に白文鳥のオブジェが2羽乗っているのを見つけました。
毎日通っているのに最近気が付いたんです? (仕事初めて5か月、少しずつ周りを見る余裕が出てきたことでしょうか。)
弥富は「金魚と文鳥のまち」ということで、弥富の白文鳥の話を少し…
江戸時代の終わり頃、武家屋敷からこの地に嫁いできた娘が、ひとつがいの文鳥を持ってきたのが始まりだそうです。
文鳥の飼育は難しくなく、生後半年から数年間でたくさんの卵を産みます。
農家の副業として文鳥飼育が盛んになっていきました。明治初年になり、突然変異で真っ白な文鳥が生まれたそうです。
真っ白の羽毛とピンクのくちばしから「純白の貴婦人」と呼ばれ、人に慣れやすく手乗り文鳥としても広く愛され、
夏目漱石の短編「文鳥」にも登場したりで、明治時代には大変人気があったそうです。
昭和37年には組合も結成され、全国生産の90%を占めるほどに特産化しましたが、愛玩対象の変化、採算ベースの低下、
後継者不足などで出荷量が減少し、平成21年に組合が解散。現在では文鳥飼育は3軒ほどだそうです。
全国のペットショップで「弥富」の足輪を付けた白文鳥を見つけることがあり、
全国に広がった弥富の文鳥の子孫たちが今も元気に生き続けているようです。
白文鳥発祥の碑も建てられています。
語呂合わせで
10月24日『て(10)に(2)し(4)あわせ』で文鳥の日とし 「文鳥祭り」もあるようです。
*アルビノの白文鳥は真白の体に赤い目をしていますが、弥富の白文鳥は黒目です。
私の中で「弥富 新発見!」まだまだありそうです。