2018年8月31日アレルギーマーチ
こんにちは、大垣市民病院前店です。
唐突ですが『アレルギーマーチ』という言葉、ご存知ですか?
アレルギーになりやすい子どもが成長するにつれて、
いろいろなアレルギー疾患に順番にかかっていく様子をたとえたもので、
まるで行進しているかのように症状が変化していくことから、
こう名付けられたそうです。
乳児期に食物アレルギーを発症し、間もなくアトピー性皮膚炎、
少し成長してぜん息、アレルギー性鼻炎などが出てくる、
というのがよくあるパターンだそうです(もちろん個人差があります)
実は小学生の息子がこの夏、急に鼻水や鼻づまりが出てきたので、
アレルギー検査をしてみたら…
数年前に検査した時は大した事なかったのに、今回はとんでもない数値でした!
耳鼻科の先生に『アレルギーマーチ』について説明を受け、
早期に適切な治療を行い、進行させないことが大事だと言われました。
今は、小児にも適応が認められた、舌下免疫療法をしています。
アレルゲンに体を慣らしていくことで、アレルギー症状が治ったり、
長期にわたって症状を抑えることができるそうです。
数年間の継続が必要な治療法なので、根気よく続けたいと思います。
近年、アレルギー疾患の発症が低年齢化しているといわれています。
お子様のいらっしゃるご家庭は特に『アレルギーマーチ』お気をつけください。