なぎさ薬局グループ

スタッフブログ

2018年12月13日インフルエンザ対策に

こんにちは!烏丸紫明店です。
日に日に寒くなりますね、耐え切れず今週から貼るカイロを使い始めました。

 

前回はインフルエンザワクチンについてお伝えしましたが、
今回は、インフルエンザ対策にもなる、テレビでも話題となった「あいうべ体操」について調べてみました。

 

「あいうべ体操」とは,福岡の内科医である今井一彰先生が考案された、口呼吸を抑制する口腔体操です。
簡単に言うと、口呼吸を鼻呼吸に変えていく体操です。

 

鼻が詰まっていたりして、ついつい口呼吸してしまっていることありませんか?
口腔内が乾燥していると、雑菌やウイルスが舌や咽頭に付着しやすく、局所や全身の免疫力が低下し、風邪やインフルエンザにかかる可能性が高くなってしまいます。
高齢の方等で体調があまり良くないと、ちょっとした風邪が長引き、そのまま寝たきりになってしまう危険性もあります。

 

 

さて、その “あいうべ体操”のやり方ですが・・・

 

1.“あ~”と言いながら大きく口を開ける。
2.“い~”と言いながら口を横に広げる。
3.“う~”と言いながら口をすぼめる。
4.“べ~”で舌を思い切り前に出す。

1~4を1セットとし、これをゆっくり10回繰り返します。
1日に30セットを目安に毎日継続し、徐々に回数を増やします。

 

この体操は、結構疲れるので、初めは疲れたり、筋肉痛が出ることがあります。
慣れるまでは2~3度に分けたほうが続けやすいです。
また、しゃべるときより口をしっかり大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です!
顎関節症の人やあごを開けると痛む場合は、回数を減らすか、「いー」「うー」のみを繰り返してください。
この「いー」「うー」体操は、関節に負担がかからないため、何回行っても大丈夫です。

 

口の中が乾燥すると、風邪やインフルエンザだけでなく、むし歯・歯周病・口内炎・口臭・いびき・閉塞性睡眠時無呼吸症、扁桃病巣感染症 (アトピー性皮膚炎・関節リュウマチ・腎臓疾患・掌蹠膿疱症)等を引き起こす原因にもなってしまいます。

 

「あいうべ体操」をしっかり継続している人は、自然に鼻で呼吸ができるようになり、症状も改善していきます。

 

テレビを見ながら、家事をしながら・・・入浴時にやるのもお勧めです。
湿度が高いお風呂で行うと、口が乾燥することなくできます。
またお子さんも簡単にできます。
慣れてくると、何回でも出来ますが、一日100回までにしてください。
隙間時間に簡単にできるので、日々の生活に積極的に取り入れていきたいですね(^v^)

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

カテゴリー

アーカイブ