2019年1月17日インフルエンザとゾフルーザ
こんにちは。海南病院前店です。
最近巷ではインフルエンザが猛威を振るっているようで…
年末まではそれほど流行っていませんでしたが、年を越してからはグッと患者様が増えたように感じます。
特にA型が多い様子。筆者の友人も2名ほどその猛威の餌食になりました。
さて、そんな最中ここで気になってくるのが、新薬ゾフルーザですね。
なんと1回服用するだけ!
タミフルなどでは1日2回を5日間飲み続ける必要があります。
イナビルは1回で済みますが、吸入であるため小さい子や高齢者にはやや使いにくいお薬でした。
どういった機序で効果があるのかを、細々説明してもわかりにくいと思うのでざっくりと解説すると
従来のタミフルなどは、細胞にウイルスが感染し細胞内で増殖したウイルスが外に出て別の細胞へと広がっていくことを防ぐものでした。
それに対し、ゾフルーザは細胞内でのウイルスの増殖そのものを防ぐそうです。
その結果、体内からインフルエンザウイルスが早くいなくなるということみたいです。
ここまで聞くと「おー、すごい!!」という感じですが、
症状が改善するのは従来品と大差がないそうで…
しかし、やはり1回服用するだけでいいというのは、吸入のような説明も不要ですし
何回も飲むという手間もないため、患者様の負担の軽減につながって良いのかなと思います。
皆様もインフルエンザにはお気をつけてお過ごしください。