2019年1月25日おススメ 医療系読書ルーム 4
寒い毎日が続きますが 皆様いかがお過ごしでしょうか
なぎさ薬局京都北野店です
今回は少し趣向をかえて 漫画です
あまり知られている本ではありませんが
とても面白いというか 子供も大人も色々あるよねと考えながら読んだ本です
タイトルは「放課後カルテ」
主人公は大学病院に勤務していた若い小児科医
小説や漫画でよくある設定で 能力はあるもののコミニケーションスキルに問題があり
医局でも患者さんにも受けが悪い先生で
医局で煙たがられた結果 小学校へ校医として派遣されるというお話です
小学校でも色々な子供がいますよね
病気を抱えるている子供
家庭に問題のある子供
人間関係に悩む子供
この話は主人公がそんな子供をバンバン助けるようなお話ではなく
医師として気が付いたことで
周りの環境なり大人たちが変化していくのを 丁寧に描いているような漫画です
考えてみると子供時代の社会は限定されるので ごく狭い地域でしか生活できない分
それなりの軋轢等もあるますが 子供にそこまで構っていられない親は沢山いますし
自分で生活や環境を変えるのは子供には無理です
学校の先生だって 通常の仕事がいっぱいいっぱいで
子供たちの事だけ考えている環境ではないのが現状です
漫画はもう完結しているので 子育て世代の方
これから子供が生まれる方など是非読んでみて下さい
子供への接し方など少しでも変わってくる部分が有るかもしれません
(もちろん子供でも読めます 筆者の娘は小学生の時 私の本棚からこの本を見つけて読んで
面白かったのか 友達にも勧めてました)