2019年1月28日麻疹(はしか)予防にはワクチン接種!
こんにちは、大垣市民病院前店です。
インフルエンザが大流行していますが、
今日は東海地方でも感染が拡大しつつある麻疹(はしか)についてです。
麻疹とは、麻疹ウイルスの感染によっておこる急性の感染症です。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、大人のほうが重症化しやすいそうです。
麻疹にかかったことがある方は免疫がついているので、感染することはありませんが、
免疫をもたない人がウイルスに接触すると、ほぼ100%感染します。
感染力はインフルエンザより何倍も強力で、マスクや手洗いでは防ぎきれません。
唯一の予防法が『2回のワクチン接種』です。
ワクチンは2回接種すれば、免疫獲得率は97~99%以上で、
感染をほぼ防げるそうです。
現在は2回の定期接種となっていますが、
2006年以前は任意接種だったり、1回接種だったりと、
生まれた年代によって接種状況が違います。
病気になってつらい思いをするのは誰だって嫌ですよね。
麻疹はワクチン接種を受けていれば怖くない感染症です。
母子手帳などでワクチンの接種回数をご確認の上、
まだ接種していない方や、1回接種だけという方は、
ぜひワクチン接種されることをおすすめします。