2019年3月26日苦みの正体
こんにちは。
京都北野店です。
最近、菜の花を食べることがあり、「春だな~」と感じたのですが、大人になった今でもあの独特の苦みが苦手で、なんで苦いの!?と疑問に思ったので、今回調べてみました。
菜の花の苦みの原因は、苦み成分である「植物性アルカロイド」・「イソチオシアネート」・「ポリフェノール」といった成分だそうです。
それぞれ、以下のような効果があります。
・「植物性アルカロイド」・・・腎臓のろ過機能を向上する、解毒作用、新陳代謝を促進する
・「イソチオシアネート」・・・抗酸化作用があり、ドロドロ血液をサラサラにする
・「ポリフェノール」・・・体に溜まった老廃物を外に出し、新陳代謝を高める
これらの成分が含まれている菜の花には、デトックス作用があるんですね。
植物が虫などから被害を受けないようにするための成分でもあり、菜の花にとっては欠かせない成分なのです。
完全に消えるわけではありませんが、苦みを抑える方法もあります。
普通、菜の花を茹でるときは、塩を入れますが、そこにお酒とからしをプラスすると苦みが抑えられるそうです。
お酒は大さじ1ぱい、からしはお湯が白く濁る位の量を入れるようにします。
重曹を大さじ1ぱい入れて茹でても、苦みが抑えられるそうです。
菜の花は、花が咲いたものは苦みが強くなっているので、つぼみの段階のものだと苦さが控えめだそうです。
葉の色が濃くて茎の切り口が乾燥しておらずみずみずしいものも、苦みが少ないそうです。
また、火を通しすぎるとビタミンCが損なわれてしまう、という事も知っておきたいですね。
あの苦みが好き!という方も多いと思いますが、苦みが苦手な方は、一度試してみてください。
いつか私も、菜の花の美味しさがわかる日が来れば良いな~と思っております。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。