2019年4月5日おススメ 医療系読書ルーム 7
皆さんこんにちは なぎさ薬局京都北野店です
本屋さんで見かけて 少し気になるので買ってみた本です
見てわかると思いますが 新米研修医さんのお話です
タイトルは「泣くな研修医」
主人公は鹿児島の大学を卒業して医師になりたての研修医で
東京の病院で研修中の身 医師としてもまだまだひよっこ
毎日指導医のもとビクビクしながら それでも前向きに仕事をしています
自動車事故の為救急で入院した少年を軸に
90歳を過ぎたがん患者
末期がんの青年
腹痛を訴える少女などを 一人ひとり見てゆく姿がとてもリアルに描かれています
「超感動する作品」とか「涙が止まらない本」だとかとは少し違った読み応えのある本です
小説やテレビなどではスーパードクターが活躍する話が多いですが
よく考えたらお医者さんも人間です そんなにスーパーな人ばっかりじゃないはずですよね
どんな仕事でも大変なことはあります 命を扱う医師ならなおさらだなと思います
でも こんなお医者さんが担当だったら
一緒に病気に向かい合ってゆけるような そんな新米研修医さんのおはなしです
※ お医者さんになるような人は 皆さん
自信家で前向きな方ばかりかと思っていたのですが 実際はそうでもないかもしれませんね ※