2019年4月16日指の呼び方
こんにちは!烏丸紫明店です。
今日は、処方せんを入力していて気になった、指の呼び方についてお話させて頂きます。
ある日の処方せん、湿布を「環指」に貼るようにとの指示。
「環指」って・・・「薬指」のことだったよな?
なんで「環指」って呼ぶんだろう?
気になったので後で調べてみると、婚約指輪や結婚指輪を付ける指だから「環指」と呼ぶのだそうです。
西洋では、この指から心臓に直結する静脈が出ていて、愛情や誠心にも通じていると言い伝えられていたそうです。
因みに、「薬指」と呼ばれるのは、指の中で一番動きが悪く、薬を混ぜたり紅を付けるのに都合が良いから、だそうです。
以下、指の呼び方をまとめてみました。↓
親指(おやゆび) →母指(ぼし)
人差し指(ひとさしゆび) →示指(じし)
中指(なかゆび) →中指(ちゅうし)
薬指(くすりゆび) →環指(かんし)
小指(こゆび) →小指(しょうし)
同じ漢字でも読み方(呼び方)が違う指もあるんですね。
因みに、足の指は、母趾(ぼし)、示趾(じし)、中趾(ちゅうし)、環趾(かんし)、小趾(しょうし)
となります。
そういえば、大学の医学の授業で習ったような気も…(10年程前の事で記憶が怪しいです笑)。
また、第1指、第2指、第3指、第4指、第5指と呼ぶこともあり、
こちらは前職でも使うことが多かったりしました。
どちらの呼び方も、医療用語であり、普段はなかなか口にしない・目にしない・耳にしない言葉だと思います。
これからも、処方せんを見て気になったことがあれば、調べるようにしたいと思います!
もっともっと調剤事務として知識を身につけたいです!
調べてみると、まだまだ他の呼び方もあったり、理由も面白かったりするので、
興味のある方は調べてみてください(*^-^*)
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。