2019年5月24日新茶の季節です
こんにちは、宇治徳洲会病院前店です。
5月のこの時期に真夏並みの暑さ、こまめに水分を補給したり、冷房を使うなど
熱中症対策を、そしてお出かけの際は、紫外線対策も忘れずに注意してください。
さて宇治では、ちょうど八十八夜(今年は5月2日)前後に摘み取ったお茶が、
『新茶(煎茶・緑茶・玉露)』として出回っています。
日本でのお茶の始まりは、平安時代、中国へ留学していた僧が中国から
お茶の種を持ち帰ってきたことといわれており、昔から新茶をいただくと
その年は無病息災でいられるとも、長寿になるともいわれています。
前月のブログ「抹茶の凄さ」でもお伝えしましたが
お茶には
カテキン(お茶の渋味成分)、テアニン(お茶のうま味・甘味成分)、カフェイン
(お茶の苦味成分)そしてビタミン類、サポニン、フッ素、ミネラルなど
いろいろな成分が含まれており
アンチエイジング効果、がん予防・抗酸化作用、肥満予防、血中コレステロールの低下
血圧・血糖上昇抑制作用、美肌効果、リラクゼーション効果、虫歯予防、抗菌作用
口臭予防(脱臭作用)、覚醒作用(疲労感や眠気の除去)、利尿作用、風邪予防
整腸作用、抗アレルギー作用 ・・・などなど
体に嬉しい効果がたくさんあります。
香りよく、甘みとほどよい渋みのある新茶を、皆さま一緒に楽しみましょう。
【参考】
「煎茶・緑茶」生茶葉を蒸したり煎ったりした一般的なお茶(味はすっきり)
「玉露」 遮光栽培により甘みが増した、やわらかい若葉を使用(味はまろやか)
「抹茶」 茶葉を蒸して乾燥させ粉末状にしたもの(茶道やお菓子に使用)
(抹茶は茶葉を摘んでから、5か月もの間熟成されるので、10月~11月が最も美味しい時期とのことです)
「番茶・ほうじ茶」<二番茶> 1番目に摘めなかった茶を強火で乾燥させたり、焙じたものです。