2019年6月11日酢的なお酢のはなし
皆さんはお酢が健康にいいという事はご存知ですよね。
お酢は色んな種類があってどれがいいのか迷ってしまいます。
今日は、お酢についてのお話をします。
お酢は原料(米、果実)を発酵しお酒を作り、
それに酢酸菌を加えさらに発酵して作ります。
まずお酢の定義です。
<穀物酢>1リットル中に穀物を40g以上使用したもの。
(穀物酢、米酢、米黒酢、粕酢)
※米黒酢は1リットル中に米を180g以上使用したもの
<果実酢>果実の搾汁を300g以上使用したもの。
(リンゴ酢、ワインビネガー、バルサミコ酢)
つまり主に使用する原料の種類や量によって規格が定められています。
ではどんな使い方をすればいいのでしょう。
<穀物酢> どんな料理にもあうオールマイティーなお酢。特に加熱する料理におすすめ。
<米酢> すし、酢の物、漬物、マリネ、ドレッシングなど。加熱せずいただく料理に。
<粕酢> お寿司などの日本料理。
<米黒酢> 中華、和食。特に酢豚や冷やし中華、あんかけなど。
<リンゴ酢> ドレッシング、マリネ、ドリンク。
<ワインビネガー> ドレッシング、洋風煮込み料理。
<バルサミコ酢> ドレッシング、ソース
お酢には私たちが毎日元気で過ごすために役立つチカラがたくさん秘められています。
健康機能は・・・
①肥満気味の方の内臓脂肪の減少
②高めの血圧の低下
③食後の血糖値上昇を緩やかに
調理機能は・・・
④減塩のお手伝い
⑤食材のカルシウムを引き出す
⑥おいしく食がすすむ
お酢を“大さじ1杯”を目安に毎日継続して摂るといいようです。
そのまま飲むのは大変ですが、色々工夫して積極的にお酢を摂るようにしましょう!