2019年10月7日マラソン
こんにちは。大垣市民病院前店です。
皆さんは9月15日に行われたマラソン大会MGCをご覧になりましたか?
東京オリンピックに向けマラソンの日本代表選手を決定する大事な大会でした。
特に男子は2枠を争い、まるで箱根駅伝を思わせるような熾烈な戦いでした。
手に汗を握りながらテレビの前で応援していました。
フルマラソンと言えば、42.195kmという事はどなたもご存知ですよね。
では皆さんは、どうして42.195㎞という中途半端な距離を走るのかご存知ですか?
マラソンの語源は、紀元前のギリシャ軍兵士がマラトンからアテネまでの距離を走り、勝利を報告したという故事に由来するそうです。
その報告後、使命を全うした兵士は力尽き、絶命してしまいます。
この兵士を偲び、兵士が走った約40kmを、第1回オリンピックで走ったのが起源と伝えられています。
マラソンが競技として実施された際、まだ大会ごとの距離は一定ではなく、「約40km」という曖昧なきまりで走っていたようです。
その後、第4回開催のロンドンオリンピックで、市街地42kmに加え、競技場の200mトラックを1周弱ということで42.195kmになりました。
当時のイギリス王妃・アレクサンドラが「スタート地点は宮殿の庭で、ゴール地点は競技場のボックス席の前に」と注文をつけたことにより、微妙な数字になったようです。第8回パリオリンピック以降、正式な競技距離として採用されることになったようです。
なんだか適当で面白いですね。
これからマラソンのシーズンになります。色んな大会が行われ、駅伝も行われます。
単調なスポーツですが、その中には色々なドラマがありとても面白いです。選手たちの頑張る姿にとても勇気をもらうことができます。皆さんも是非ご覧になって下さい。