2020年2月26日日本画家
こんにちは!なぎさ薬局せんだぎ店です。
京都出身の日本画家をご紹介したいと思います。
上村 松園(うえむらしょうえん)
(1875年4月23日 – 1949年8月27日)
子どもの頃から絵が大好きだった松園は、小学校を卒業すると京都にある日本で最初の画学校に入学します。
多くの作品が高く評価され、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍する松園は、1907年に始まった文部省美術展覧会で、毎回のように入選と受賞を繰り返し、第10回目からは“永久無鑑査”となります。
向かうところ敵なしの松園ですが、40代に入って年下の男性に大失恋し、まさかのスランプに陥ってしまいます。そこから誕生した作品が『焔』です。
1948年、73歳の年に女性として初めて文化勲章を受章し、その翌年74歳で逝去。
現代の画壇では「松園の前に松園なく、松園の後に松園なし」と言われています。