なぎさ薬局グループ

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2020年3月30日現実逃避~2020年3月はこんなことがあったとさ。

ある日、ある時、とある場所にて。こんな会話があったとかなかったとか。
なお、苦情等は一切受け付けません。すぐ行動に移してしまう方は読まない方が良いですよ。


「こんにちは。あれ?おっちゃんも来てたんだ。」
---あぁ、こんにちは。ブログの当番表見たらうちの当番だったからね。うちの前は板橋店さんって決まっているはずなんだけど。なぜか名前がなかったんだよ。
「見逃してもらったの?まさかのダブルブッキング!?
---ところが、投稿を見ると良質な記事が上がっている。うちの記事より読み応えあっておすすめだよ。
「ほんとだ。ためになるなぁ。おっちゃんはためになること書かないの?」
---人には向き・不向きがある。おっちゃんに求めないで。ところで今日はどうしたの?

 

「マラソン大会に出るために練習してきたんだけど、中止になっちゃったからやること無くって。」
---それは残念。でも、時にはそういうこともおきてしまう。挫けるなよ!そうだ、2020年3月はどんな月だったか知ってる?
「えっ?」
---この年に行われるはずだった東京五輪の延期が決まったんだよ。
「うそぉ?オリンピックって延期するの?」
---本当だよ。コロナウイルスっていうウイルスの新型が世界的に蔓延してしまって。
---テレワークと言って在宅勤務したり、時差通勤と言って出勤時間をずらされたり。学校も臨時休校で卒業式が中止になったり、簡略化されたりしていた。
「卒業式も?信じられない!」
---そう、信じられないことが起こっていたんだ。時には不要不急な外出を自粛するよう言われたこともあった。
「みんな家でおとなしくしていたの?」
---買い物くらいはしていたかな。日用品を買うのに大行列だったよ。
---あの時はマスクや消毒液が店頭から消えてな。一般市民どころか医療機関でさえも入手できなかったそうだよ。
「病院が手に入れられないってよっぽどのことじゃない?」
---そう、緊急事態だからって東京マラソン財団が常備していたマスクや消毒液を東京都同士の東京都医師会に寄贈したらしい。向こう三軒両隣。困った時はお互い様さ。
「うちは隣に誰が住んでいるか知らないなぁ。」
---今のトーキョーはそうだな。昭和時代とは違うか。

 

---あの時は、トイレットペーパーやティッシュペーパー等も一時店頭から消えたな。
「え?そんなことあるの?」
---おっちゃんもたまには本当の事も言うんだぞ。その証拠にほら。

 

 

 

---米もパンも卵も牛乳も納豆もインスタントラーメンもパスタも消えた。
「みんなお腹空いちゃうじゃない。嫌だなぁ、そんなの。」
---でも、食材に関しては心配なかったんだ。スーパーの店員さんも慌てなくて大丈夫と言ってくれた。
「わざわざ行かなくてもネットで買えば良いじゃない。いつも持って来てくれるよ。」
---このときは配達未定だったんじゃないかな。そうなると不安になってくるんだと思う。
「なんでそんなことになったの?」
---最初は一部の人が呟いたひと言から始まったらしい。とんだ流言蜚語だよ。
「ウソかホントかスマホで調べれば良いじゃない。みんないっぺんに買い込んじゃったの?」
---そう。だからマスクも一生懸命作ってくれていたけど、買い占める人が居るから出せなかったみたいなんだ。
「ひとりで大量に買い込む人が居たら、みんなに行き渡らず迷惑だね。」
「でも、工場はちゃんと動いていたんだね。」

 

 

 

 

---そう、稼働している工場は存在して、買える品物もあったんだ。その証拠に、ほら。

「これは?」
---茨城県 取手市にある日清食品関東工場だよ。工場の煙突から水蒸気がモクモクしているだろ。カップヌードルをはじめとした食品が作られている。
「いや、そうじゃなくて煙突の先っぽ。普通じゃないでしょ。どう見ても。わざわざ撮りに行ったの?おっちゃんヒマだね。」
---そうそう、仕事がなくて時間ばかり余ってねって、ほっとけ! そんなことより、なに作っているか分かりやすくて良いでしょ。
「そうだね。カップヌードルが作られているってひと目で分かる。名前が分かるって良いよね。」

「・・・えーっと、時間だからそろそろ帰るね。・・・あ、」
---どうした?
「そういえば・・・・・・おっちゃんの名前って何?」
---名前言ってなかったか。「なぎさ薬局 白山店」だ。

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