2020年6月12日衝撃をうけた読み聞かせ絵本3冊
こんにちは千石駅前店です。
コロナの影響でStayHomeをよぎなくされたお母様方はお子さんと楽しく過ごせたでしょうか?
わが家の息子はもう20歳をすぎました。子育て中は忙しい・つらい・疲れたのまっただ中でしたが、寝る前の読み聞かせの時間だけは親子ともどもホッとする瞬間でした。
最初は早く寝てほしい一心でやっていたことも、子どもが楽しそうに笑う様子が嬉しくてついつい何冊も読み続けてしまいました。(たくさん読んだ次の日は、なぜか滑舌が良くなり薬の説明もスムーズにできた気がします。)
その中で特に印象に残っている3冊の本を紹介します。
『だるまちゃんとてんぐちゃん』作:加古 里子
最初にこの絵本の存在を知ったのは区の児童館の「親子でみる映画上映会」でした。
絵本の内容を20分くらいにしたものでしたが、ストーリーと呼ぶべきものはなく(いや本当はあったのかもしれませんが…)、赤いだるまがただコロンコロンしているだけで1~2歳の子どもはゲラゲラと笑いころげるのです。
夫ともどもエーッ!!という感じで、まわりの大人も同じように目がテン。あまりに面白くなかったのか、他の子のお父さんは大きなイビキをかいていたくらいです。
子どもというのはこういうもので喜ぶのかとガツンと衝撃をうけた1冊でした。
『てぶくろをかいに』作:新美 南吉
新見南吉作の親キツネと子キツネの心あたたまるストーリーですが、わが家の息子はちょっと違いました。
冬の寒い中、子キツネが親キツネに言ったセリフ「おててがチンチンする」、これが妙にツボにはまったらしく何度も何度も読まされそのたびにゲラゲラ笑っていました。(本当は笑うところではない!)
いま流行りの『うんこドリル』に通ずるものがあるのかもしれません…。
『五ひきのやもり』作:浜田広介
壁のすきまに住むヤモリの夫婦のお話。
ストーリーの後半、突然オスのヤモリの背中をクギが貫通してしまいます。
このシーンでウトウトしかけた息子が目をギョッと見開いてビックリした様子が記憶に残っています。寝かせようと思っていた読み聞かせのはずが、このあとの話が気になって逆効果になってしまいました。読んでいる親もどうなるのかとドキドキして、親子ともども釘付けでした。
いま読んでもドキドキしてしまうと思うくらいなので、読み聞かせには不向きかもしれません。ただ、大人になっても記憶に残っているお話なので、思い出を共有する点では一番かも。興味のある方はぜひ読んでみてください。
さいごに
今思えば子どもといっしょに過ごせる時間は本当に短い。だからこそ、忙しいお母さんたちに寝る前の読み聞かせの時間くらいは子どもと楽しく過ごしてほしいなと思います。