2020年6月16日にこにこ散歩➆
こんにちは
にこにこ薬局近くの町並みを紹介するシリーズ第7弾!!
今回は 鮮やかな色彩の「鏝絵(こてえ)」が施された土蔵が美しい
「機那サフラン酒本舗」さんです!?
作家の荒俣宏が著書「黄金伝説」で「産業王の夢の館」と紹介された建物は、
明治から昭和にかけた作られた豪華な建造物や庭園が広がっています。
特に、国の登録有形文化財に指定されている【鏝絵の蔵】は日本一と称されているようです。
土蔵としては珍しく多数の窓を配し、開口部全てに漆喰装飾の鏝絵が施されていてとても美しい蔵です。
残念ながら2004年の中越地震で本舗の建物や豪華な庭園全体に深刻なダメージを受けてしまいました。
しかし地元市民の「機那サフラン酒本舗」を残したいという声により、
建物と庭園の整備がされることになりました。
この秋には「米蔵」がオープンされ、10年をかけて全て整備されるそうです。
こちらが「機那サフラン酒」です。
創業者が17歳で薬種屋で漢方を学び、21歳で竹筒に入れて売り始めたそうで、
「機那サフラン酒」と「中将湯」はサフラン輸入が創りだした明治期の2大ヒット作と言われいるようです。
現在は地震でダメージを受けて見学も制限されていますが、
庭園、鏝絵の蔵、離れ屋敷の豪華さは素晴らしいものがあります。
近くにお越しの際にはぜひ立ち寄って見てください。
以上 にこにこ薬局でした(^^)/