2020年6月26日梅雨のこの時期…ダニの繁殖に注意を!
こんにちは、宇治徳洲会病院前店です。
高温多湿な6月から8月、アレルギーを引き起こす原因物質のひとつである「ダニ」が
最も繁殖するシーズン、「ダニ」に対する注意とケアが最も重要な時期です。
「ダニ」はフケ、垢、食べカス、カビなどを好み、畳、じゅうたん、ふとん、ぬいぐるみ
家具のすき間、部屋の隅など、いたるところがダニのホームになり、このジメジメした
時期に卵を産んで、僅か4週間で100倍近く増殖すると言われています!
家の中のダニワーストは布団で、なんと1平方メートルあたり10万匹とも。
そんな布団のダニ退治は、【布団乾燥機】と【掃除機】でやっつけるのが良い
とのことです。
一般的にダニを死滅させるには50℃で20分以上の時間が必要で、ダニが端っこに逃げて
生き残らないよう、布団乾燥機の乾燥マットの向きを変えたり、挟むように布団を畳んで
上に掛布団を掛けるなど熱を逃がさないように注意し布団の中に潜り込んでいるダニを
退治する。
そして、布団カバーを外した布団を、掃除機で1平方メートル当たり約1分の目安で縦と
横にゆっくりかける。裏返して裏側も同様にかける。
布団の中にいるダニの多くは吸い込めませんが、アレルギーの原因になるダニのフンと
死骸は布団の表面に出てくるので、掃除機で吸い込めばよいとのことです。
なお、夏日に布団を天日干しすると布団の表面は50℃近くまで上がるのですが、ダニは
布団の裏側に逃げ込んでしまうこともあるようです。
また、布団の表面をバンバン叩くとダニやフン、チリがとれるイメージがありますが
細かくなって表面に出てきてしまい、かえって逆効果のようです。
ダニ(死骸やフン)は、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性結膜炎
アレルギー性鼻炎など、さまざまなアレルギー性疾患の原因となるのでしっかり
ダニ退治をして防御しましょう。