2020年7月15日岡山の名工
こんにちは!
なぎさ薬局 せんだぎ店です。
金工工芸品をご紹介します。
正阿弥勝義
1832年4月28日~1908年12月19日(岡山県生まれ)
幼い頃より彫金を学び18歳で正阿弥家に婿養子になり、9代目を継ぐ。
刀装具を制作していたが廃刀令により仕事がなくなり、廃業する彫金家が続出する中、勝義は香炉や室内装飾の制作に取りかかります。
高い技巧と審美眼を生かし、輸出をメインに華やかな作品を多く制作。
1873年のウィーン万博でのジャポニズムブームきっかけにもなります。
77歳で亡くなるまでほぼ休むことなく制作に打ち込んだそうです。