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2020年9月10日昨日は重陽の節句でしたね❀

こんにちは。京都北野店です

暑かった夏も少しずつ静まって、だんだんと過ごしやすい気候になってきましたね。

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さて、昨日9月9日は重陽の節句でしたね。菊を用いることから、菊の節句とも呼ばれています。

端午の節句や七夕などと比べるとあまり馴染み深い節句ではありませんが、平安時代に中国から伝わり、江戸時代には盛大に行われていたそうです。

けれども、明治時代に旧暦から新暦に変わり、季節にズレが生じて、だんだんと薄れてしまいました

 

奇数は縁起のいい数字とされていたので、奇数の日は「陽の日」とされていました。

奇数の中で一番大きな数字の「9」が重なる9月9日を、陽が重なる「重陽の節句」として、この日に厄払いをして不老長寿を願いました。

旧暦の9月は今の10月頃にあたり、旧暦だと重陽の節句の頃に菊の花が美しく見頃を迎えていました。

また、菊には殺菌効果があり薬草としても用いられていたこともあり、菊の花が重宝されました。

 

重陽の節句には、菊を愛でながら菊酒を味わって不老長寿と子孫繁栄を願います。

菊酒は菊の花をお酒に漬け込んで作るそうですが、お酒に菊の花びらを浮かべてみるだけでも風流ですよね。

また、重陽の節句の前日には、菊の花に綿を被せておき、翌朝にその綿で体を清めていたそうです。

菊の露や香りを含んだ綿で体を清めると、若さを保って長生きできるとされていたそうですよ。

他にも、菊の香りは邪気を払うと考えられていたので、菊の花を詰めた菊枕で眠り、菊の香りで邪気を払っていたそうです。

菊の節句と呼ばれるだけあって、まさに菊尽くしですね❀❀❀

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来年の重陽の節句には、部屋に菊を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒を楽しんでみたり、菊の花を浮かべたお風呂に浸かってみたりして、不老長寿を願いながら夏の疲れを癒してみてはいかがでしょう❓

 

最後までご覧いただきありがとうございました

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