2020年10月16日10月16日は「辞書の日」です。
こんにちは。京都北野店です。
秋もすっかり深まってきましたね。
きのこ、栗、さつまいも・・・実りの秋本番ですね♬ そして、読書の秋☕
書物といえば、本日10月16日は「辞書の日」です。
これは、アメリカの辞書制作者であるノア・ウェブスターの誕生日が1758年10月16日だったことから制定されたそうです。
辞書・・・、ノア・ウェブスター・・・?
あまり馴染みのない事だったので、少し調べてみました☺
1775年から1783年のアメリカではアメリカ独立戦争が起こっていて、1776年のアメリカ独立宣言でアメリカ合衆国が設立されました。
それに伴って、アメリカとしてのアイデンティティを確立させる動きが高まっていったそうです。
そのころのアメリカではイギリス英語が用いられていましたが、地域によって綴りや発音がまちまちでした。
さらにイギリス英語の綴りや発音は複雑であったため、ウェブスターは綴りをわかりやすく改定したアメリカ英語の辞書を作りました。
例えば、「colour(色)」を「color」、「musick(音楽)」を「music」というように、綴りと発音が一致するようにして収録したそうです。
既に定着している綴りを変えることは大変なことでしたが、アイデンティティの確立が高まる中で、ウェブスターが出版した辞書はアメリカ英語の基準とされるようになり、受け入れられ定着していきました。
ノア・ウェブスター氏(Wikipediaより)
学校で当たり前のように習っていた英語は、独立を願いアメリカ独自の言語を手に入れるために編集し形作られた言語だと思うと、なんだか感慨深い気持ちになりませんか?
そんなアメリカ英語の歴史にちょっと触れることのできた「辞書の日」でした☕
☘最後までご覧いただいてありがとうございました☘