2021年1月5日スポーツ習慣をつけよう テニスはいかがですか?
?あけましておめでとうございます?
?本年もどうぞキクヤ調剤薬局春日店を宜しくお願い申し上げます?
来局される肥満や糖尿の患者さんに、『何か運動されていますか』と聞くと、
「散歩ぐらいかな。でも寒いと行きたくないし、暗いと怖いしなあ。」
ある保健師さんから生活指導を受けるように医師から指示されたという50歳近い男性患者さんは、
「ジムに行っても面白くなく、長続きしないね。」
「子供じゃあるまいし、生活習慣のことぐらいわかっているがな。」
話を続けていて徐々に感情がヒートアップ。
『HbA1cは右肩上がりですし、体重も変わらないですね…(BMI30)。少しずつでよいので頑張りましょう。』
と言ったものの、少し虚しく感じた。
※HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは…糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかを表す数値(%)。
赤血球内で酸素を運ぶためのヘモグロビンが血液中のブドウ糖とくっついて糖化ヘモグロビンになります。
血糖値が高いほど結合するブドウ糖量が多くなり、一度糖化したヘモグロビンは赤血球の寿命を終えるまで戻ることはありません。
かく言う私も、コロナ禍のせいでいつの間にか体重が増えてきた。体重を減らすのは難儀だ。
これを機に、ちょっと足が遠のいていたテニススクールへまた通うことにした。
今回は密を避けるため、敢えて生徒数が少なく閑散としたスクールを選んだ。
『体験レッスンを受けたいのですが…』
対応してくれたのは中年のコーチらしい人。
「経験は?」
『まぁ、少し。でも、フォアストロークが苦手です。』
「それでは初心者クラスで受講してくれないか。」
『え?!初心者?初級クラスでは無理ですか?』
「初級クラスにも上手な者がいて、ラリーができないと困るしなぁ…」
今回は体験レッスンということでとりあえず初級クラスにしてもらった。
スクール生は7名、男性は一人だけ、20~30代の女性が中心だが中には高齢の方もおられた。
この高齢の方はやや背骨が曲がっていて、骨粗鬆症ではないかな、転倒のリスクもあり無理じゃないかなと心配したが、
経験はなくともこの年齢になって挑戦する気概は素晴らしいな、きっといつかテニスをしようという気持ちを持ってられたのだろうと思った。
体験レッスン後、初級クラスで受講できるかコーチに確認したところ、OKをもらえた。
でも、オープンスタンスではフォアが安定しないとアドバイスも受けた。
基本の動きを疎かにせず、脱初級を目指そうという目標ができた。
そこで、週末は近くのレンタルコートで相棒のテニスマシンを連れて特訓することにした。
相棒は電気が切れるまでいくらでも球を出してくれます。球拾いはまだまだ人力です。?♂️
自宅から車で10分ほど走ると県営のテニスコートがあります。
ハードコートも3面あるのですが利用しているプレイヤーの姿を見かけたことがほとんどありません。
施設の担当者に問い合わせたところ、利用可能だが利用者が非常に少ないとのこと。
この一件で、滋賀県には健康寿命推進課が設置されていることを初めて知った。健康寿命の延長は県の重要施策の一つなのだ。
利用料が高すぎるのか施設が古すぎて利用したくないのかはわからないが、現状と改善要望を知事宛にメールした。
しかしながらすぐには施設改善に結びつかないだろうな…県民不在だ。
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テニスは、社会人になってから始めようとしても週に1回では練習量が足りず、またコーチが消極的であれば尚更なかなか上達しない。
私もラケットを握り始めた頃は友人から評判のよいコーチの話を聞くとそのスクールへ通ったりしたが、結局初級レベルでは、どのコーチも変わらない感じがしました。スクールではプレイの楽しさと体で覚えることに重点があるのでしょう。
でも、今でも忘れられないコーチがいる。
彼は50歳ぐらいかな、あの有名なフェデラー選手と親交があり、妻のミルカさんも知っているとか。
当時、試合形式の練習にて。カウントを言わずにサーブをすると、そのコーチからは「帰れ!カウントを忘れるような奴はテニスをする資格がない、帰れ!」と審判台から罵倒の帰れコールを浴びせられた(忘れたものはしょうがないので無視、無視です)。
若い女性がこのスクールに入ってきても、コーチは何も教えず見かねたスクールメイトが、「初めてだからラケットの握り方でも教えてあげたら」と言うもこのコーチは何も言わず無視していた。でもこの女性はしばらくののち、上手になっていましたね。
最近はインターネットの発達のおかげで、全国の名コーチによる動画が嫌って言うほど配信されていてコツを無料で教えてくれます。
体に馴染むまで時間はかかるが直ぐに上達しそう。
人生100年時代に健康寿命を延ばすためには、やはり適度な運動は必須だ。
テニスは筋力、敏捷性、脚力などの体力を必要とするスポーツで比較的怪我の少ない、またシニア世代でも手軽にでき、年齢、男女にかかわらず、個人競技であってもサークルや家族で楽しくプレイできる、まさに生涯スポーツと言える。
現役時代に生涯スポーツとして、自分にあったスポーツを始めることがシニアになっても楽しく体を動かすことができると思う。
それではレッツ プレイ テニス やっぱりテニスがおすすめ!
いつでもお呼びがあれば相棒とともに、そしておやつも持参して球拾いにいきますよ。
会社から補助金などでないかな、でも怪我されたりすると責任を感じるだろうね!
ではコートで待ってます。
今後も皆さまよろしくお願いいたします。