2022年1月13日消火栓
函館アサヒ調剤中央店です。
12月に大阪で痛ましいビル火災があったことは記憶に新しいことだと思います。その後すぐにこちらのビルにも消防署の点検が入りました。あってはならない火災ではありましたが、いつ私たちの身近で起きるかもしれないのが火災でもありますよね。気を付けたいものです。
火災の時にしかあまり意識したことのない消火栓について、少しお話させてくださいね。
雪国育ちでない私にとって地上式消火栓はとても珍しいもので、函館に来て、町のあちこちで見かけて不思議な感じがしたものです。
雪のない地方では地下式消火栓が主流だったからです。
でも消火栓ってなんとなくかわいい形だと思いませんか?あちこちで色んな形や素材の消火栓を見つけると写真に撮ったりしました。
ところで
函館の消火栓が黄色い理由。知ってますか?
全国的には赤い消火栓が主流ですが、函館の消火栓はなぜ黄色いのでしょうか?
昭和9年3月に住吉町から類焼し24,186戸を焼失させた函館大火は皆さんご存じですね。昭和9年の大火をきっかけに防災都市函館を目指すべく、北海道大学から派遣された教授一行が研究視察のためにアメリカへ渡り、当時アメリカでは黄色の消火栓が使われていたのを模倣したことによるものと言われています。写真の消火栓は、三方向に送水口がついているため、取水能力が高く大量放水できるとのことです。
ステンレス製のものや背の高いものなどいろんな種類がある消火栓。今日も私たちのそばで火災から守ってくれているんですね。
出番は無い方がいいんですけど
最後まで読んでくださってありがとうございました。