2022年2月8日スマホ脳疲労
なぎさ薬局板橋店です。今年もよろしくお願いします。
コロナ禍で自宅にいることが増えたというのもあり、ここ2,3年でスマホで動画を見るのがすっかり趣味になりました。
でもスマホを見続ける日が続くと、なんだか脳がボーっとすることはありませんか?
そんな”スマホ脳疲労”を解消すべく調べてみました。
「スマホ脳疲労」 (大正製薬HPより引用)
スマホの使い過ぎが習慣化すると、情報のインプットが多過ぎて「脳疲労」の状態に陥り、脳の情報処理機能が低下してしまいます。
人間は受け取る情報を脳の「前頭前野」という部分で処理していますが、大きく分けて
① 浅く考える機能
② 深く考える機能
③ ぼんやりと考える機能
の3つがあります。
絶えずスマホを見て情報をインプットしていると、「浅く考える機能」ばかりを使うことになり、脳はヘトヘトに疲れてしまいます。
一方、「深く考える機能」「 ぼんやりと考える機能」の機能は使われずにフリーズしてしまいます。
最近の研究では、「ぼんやりと考える」行為が脳にとって大変重要な役割をもつことが分かってきました。この時に情報の整理や分析を行ったり、人間の本質に関わる思考を培ったりしているのです。
この機能がフリーズしてしまうと、自分を客観視できなくなり、手近な快楽に流されやすくなります。
そのため脳が疲れているほどスマホの使用時間は長くなって依存度が高くなりやすく、さらに疲れるという悪循環を起こしてしまうのです。
脳疲労に陥ると前頭前野の情報処理機能全体が低下するため、物忘れが多くなったり、意欲や判断力が低下したりします。
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パッと名前が出てこない、なんだかイライラして何もしたくない、好きだった趣味がやる気が起きない…なんて悩みがあったら、もしかしたら「スマホ脳疲労」が原因かもしれません。
四季の変化を五感で感じたり、ボーっとする時間を作ったり、1日の出来事を日記に手書きしたりすることが解消に効果的との事。
もうすぐ来る春の訪れを楽しみに、脳のリフレッシュを心がけていきたいですね。