2022年2月9日ALSの在宅介護~医療機器のご紹介
こんにちは、なぎさ薬局白山店です。
現在、我が家ではALSの介護をしており、いくつかの医療機器を紹介したいと思います。
見る機会が少ないと思いますので、何かの参考になれば幸いです。
<意思伝達装置>
ALSで球麻痺症状が起きた場合は会話ができなくなってしまうので、意思伝達装置を使ってコミュニケーションを行います。筋力が残っていればスイッチ入力、難しいようであれば視線でも入力できます。
<非侵襲的陽圧換気療法>
人工的に肺に空気を送り肺を膨らませる機械です。肺を休ませる効果があります。睡眠時無呼吸症候群のシーパップと似たような機械です。
<痰の吸引器>
自分で痰の排泄ができなくなります。窒息を防ぐために定期的に痰の吸引が必要です。
<カフアシスト>
痰の吸引がうまくいかない時などに使います。痰を掃除機で口の中まで吸い上げるようなイメージです。口の中に上がってきた痰を吸引器で吸います。
<胃瘻>
ALSで嚥下ができなくなった場合は胃瘻を造設します。胃瘻部から薬や栄養剤を注入します。
医師、歯科医師、訪問看護師、薬剤師、ケアマネージャー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ホームヘルパー・・・たくさんの人に支えてもらっています。いつもありがとうございます。