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2022年7月1日自動車って凶器?

キクヤ調剤薬局春日店です。

 

久に友人の車に乗せてもらってドライブ。気持ちよく加速していたら突然、女性の声で「走行速度に注意して下さい」。カーナビから?へぇって感じ。さらにスピードが上がっていくと「危険です。危険です」との声が。

凄いね、誰かがこの車を見張っているようです。いいことですね。でも、このように運転手に無視されるのは良くないので、自動的に交通安全協会に連絡されて次回の免許更新年数の短縮等を検討するとかすれば実行力がありそうですね。

 

自動車が大変普及してきて、生活になくてはならないものとなっていますが、案外と事故には鈍感、他人ごとにはなってきてはいないでしょうか?

交通事故による死者数は1970年には16,765人を記録した後は、減少。最近では令和2年の2839人と統計開始以来最小を更新し、初めて3000人を下回りました。でも統計を取り始めた1948年から2020年までの死者数の累計は50万人以上ではないでしょうか。まさに交通戦争の犠牲者ですね。

内閣府が定める第11次交通安全基本計画(計画期間:令和3年度~令和7年度)では、事故死者数は2000人(令和7年)までの減少を目標としています。

つまり毎年2000人以上の人達が悲惨な事故死で亡くなる事を想定しています。これではやはり痛ましい事故が後を絶ちません。特に幼児に関連した事故は悲しすぎます。

2021年、川崎市で発生したわき見運転による幼児死亡事故では、助手席のインコに気を取られて前方の確認を怠りブレーキも掛けられず、哀しい結果になりました。

滋賀県でも、2019年に保育士さんの率いる保育園児の列に、交差点で衝突した自動車が突っ込み、園児2名が死亡し、さらに保育士さんも含め園児ら10数名が重軽傷を負いました。

この事故は、右折車が直進車の右前に衝突、その衝撃で直進車が歩道に乗り上げ園児らが巻き添えとなったものです。裁判の結果、スピード違反もなく、その他の過失もなかった直進車の運転手は不起訴、対向車の有無を確認しなかった右折車の運転手には重大な過失があったとして禁固4年6カ月が言い渡されました。

事故は悲しいものです。

第11次交通安全基本計画には、先進技術の導入によりヒューマンエラーを防止し安全を確保するとあります。

ローコストで先端技術の導入を早く進めてほしいですが、人間はヒューマンエラーをするだけでなく感情の動物です。失礼と思える割込みに腹が立って、あおってやろー。そんな事件もありましたね。

 

左よし、右よし、指差し確認、O.K. いつも冷静になって運転しましょう。(こんなこと書くと、もう事故は起こせませんね、このブログの読者も同じですよ)

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