2022年7月14日世界遺産に閉じ込められる!!
アサヒ調剤亀田店です。
ここ数年、なかなか旅行が出来なくなりました。なんとなく、以前行った旅行の写真をみていて、いろいろな旅行の出来事を思い出しました。その中のエピソード(トラブル?)のひとつです。
今から20年以上前、友人と二人でトルコに行きました。あまり移動したくなかったので、ほとんどをイスタンブールで過ごしました。ただ、どうしてもカッパドキアだけは、見ておきたくて一泊だけ行きました。
その中で、世界遺産のカイマクルを見学していた時の事です。カイマクルとは、地下8階に及ぶ地下都市で、教会、学校、ワイナリーなどあり、約2万人が暮らしていたと言われています。
地下都市の内部
見学中の私
突然、地下4階くらいで一瞬にして真っ暗に・・。何と、全ての明かりが消され、漆黒の闇の中、私達3人が取り残されてしまいました。
もちろん、私達はパニック、いくら待っても明かりはつきません。結局、ガイドさんの携帯(ガラ携)の明かりのみで、3人手をつなぎながら手探り(足探り?)で地上へ。足元は一歩間違えると何メートルも落下する様な場所。まさに、命からがら(本当です)で、やっと地上に出たと思ったら、何と出口にカギがかけられ、私達は閉じ込められてました。
大声で叫び、やっと係の人が来たのですが、海外あるあるで、謝るどころか逆ギレ状態、おまえらまだ居たのか・・そんな雰囲気・・。
その時期は、まさにラマダン真っ最中。ラマダン中は、日の出から日没まで飲食が全く出来ません。これからモスクで礼拝、今日最初の食事(これが本当の理由、めちゃくちゃ空腹状態)、私達の事は全く忘れていた様でした。
無事脱出後の私達
そんなわけで、カイマクルの写真はほとんどありません。でも、記憶だけは、いつまでもしつこく残っています。
ラマダンの時期を知らずに旅行した私達も私達ですが・・・。
その後はゆっくりカッパドキアを観光しました。
文化の違う場所への旅行はくれぐれもご注意を!!!
ゆっくりとカッパドキアを観光中の友人の後ろ姿
特徴的なキノコ岩
以上、私の遠い記憶の一つです。