2022年11月12日日本薬局学会の発表に行ってきました！

こんにちは！なぎさ薬局あさか店です。

 

先日、『第16回 日本薬局学会 学術総会』に参加してきましたので、その内容をご紹介します。

 

◇日時：2022年11月5(土)～6日(日)

◇場所：福岡国際会議場

 

【会場前の写真】

私たちの演題は、「ヘルスリテラシー向上によるセルフメディケーションの推進」です。

ヘルスリテラシーとは、健康や医療に関する正しい情報を入手し理解し活用する能力のこと。

そしてセルフメディケーションとは、健康の維持増進および疾病予防に個人で取り組むことです。

 

様々な健康情報があふれている今、一人一人が適したものを選べるようヘルスリテラシーの向上に貢献し、セルフメディケーションの推進を図ることが薬剤師の役割として重要だと考え、当局の健康サポートの取り組みが寄与できているかを調査することとしました。

 

2022年1〜3月の間に関東エリア2店舗で73名に、関心のある健康情報と、薬局においてほしい健康食品や市販薬についてアンケートを行いました。

その結果、健康情報の中では生活習慣病予防(30%)、栄養・食生活(26％)、身体活動・運動(26％)が関心の上位を占め、商品の中ではサプリメント(16％)、ビタミン剤(15％)、解熱鎮痛剤(13％)の需要が多いとわかりました。

 

これをもとに、生活習慣病予防に関する資料の設置、減塩レシピの配布、低GI食の取り入れ方のパンフレットの作成などを行い、一人一人に合った情報発信を行いました。

その結果、実施前と比べて健康相談される方や情報を求める方が増えたとともに、需要を基に設置した健康食品を購入される方もおり、自宅でも取り組めそうだとのお声をいただきました。

また食生活だけでなく、健康相談された方の状況に合わせて、健康体操に関する案内、健康サポート機器の紹介、自然の多い場所での散歩などを提案し、以前より身体を動かす頻度が増えた、気分が落ち着いたという方もいました。

 

【ポスターの前で発表している学会写真】

 

 

活動をしていく中で、コロナ禍での外出自粛や在宅ワークでの運動量低下、受診控えの影響があったとのお声も多かったです。

継続的にサポートできるよう、今後もこの活動に力を入れて行きます。

 

 

以上、あさか店でした。