なぎさ薬局グループ

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2023年11月20日つばめがやって来た!! 春日店に

7月半ばだったか、本薬局の勝手口近くの排気口の上に巣を作り始めた。

気がつけば巣が完成していたのだが、ある日巣は落下して卵が一つそれも割れて黄身が露出していた。

当初、カラスの仕業かな?とも思ったがどうも強風の結果らしい。

数日後、このツバメと思われるつがいが薬局の入り口当たりを飛びまわり、風が当たらない外壁に泥を塗り始めた。

最近の外壁材は撥水性が高いため何度塗っても泥は落ちてきてかわいそう。ツバメも考えぬいたのだろうか、接触面の多いコーナー付近に場所を変えて何とか巣は完成した。数週間後には4匹のヒナが顔を見せるようになった。

ツバメと言えば私にとっては中島みゆきさんの「地上の星」のツバメが思い浮かびます。皆が知っているNHKのプロジェクトXの主題歌です。

「ツバメよ教えてよ、高い空から」とありますが、ツバメは生きた昆虫を捕食するため、低空を飛ぶと思っていましたが、ツバメはこの歌詞の中では高い空を飛んで”いい仕事”をしているように思います。

中島みゆきさんは作詞を多くされていますが、何度か渡り鳥が登場してきます。

さて、ツバメのヒナに話を戻しますと、ヒナは順調に育ったわけではなく最後に孵ったヒナだろうか親からのエサ取りに遠慮がちで成長も遅く3匹が巣立ったあとも1匹取り残されていました。

でも親は近くの電線にとまり、また兄姉も巣に戻ったりしてはげましているようでツバメ一家のあふれる愛情を感じました。

今はもう旅だったので、あの子たちは今どうしているのかなと思うとともに巣だった後の巣だけが残されていました。

そういえば、最近は昆虫を見かけなくなっている気がします。春にはミツバチが沢山畑にきていたのに。昆虫が居なくなるとツバメも困るだろう。

丁度そんなときに何気なくYou tubeで東テレの報道特集を見ました。

「最も使われている農薬、ネオニコ系農薬(殺虫剤)、人への影響は」とのタイトルでした。女性アナウンサーはこう語り始めました。

人への安全性は高いとされ、広く使用されているネオニコチネイド系殺虫剤。ところが最近の研究では人へも影響があるのではないかと懸念が浮かび上がってきています。と。

そんなことってあるの?興味が湧いてきますね。

本報道によると1993年から使用されはじめたネオニコ系殺虫剤により、宍道湖(しんじこ)のワカサギの漁獲高が急減、またミツバチが巣に戻ってこなくなる大量失踪が見られるようになったというのです。

また神戸大大学院の星信彦教授はネオニコ系殺虫剤の無毒性量をマウスに投与したところ、運動活動が抑制されるとともに、高所にマウスを置くと通常鳴かないマウスがピーピーと鳴く姿を発現させています。

星教授は番組の中で「農薬と承認した国の人達はこのような実験をやったこともないし、見たこともないでしょう。」と嘆いておられました。

また、同教授はあるシンポジウムでこうも述べられています。

農薬は「薬」と書いてますが、「薬」でなくて「毒」なのです。だから人での実験は出来ないのです。そのため認可後は人への影響を把握するためのシステム、医薬品と同じようなシステムを導入すべきと提案されています。

2012年には環境脳神経情報センターの副代表木村-黒田純子医学博士は、”子どもラット脳細胞におけるネオニコ系農薬の影響”について論文を発表。

この論文の発表を受けて欧州食品安全委員会はネオニコ系農薬は人の脳にも影響を及ぼす可能性があると評価して認可取消または屋外で使用禁止等と同農薬の規制を厳しくしました。

同副代表はネオニコ系農薬はニコチン同様に人の子供の脳の発達に影響を及ぼし最近増加している自閉症、広汎性発達障害にも関連があるのではないか。というものです。

世界では日本と韓国が同農薬の使用量がダントツに多いのですが、やはり自閉症等が多く相関関係があるというのです。

さあ、だんだん複雑になってきました。米国も同農薬の使用を禁止しています。

農水省は農薬を使わない、使用量を少なくするような有機農業を止めていますか。一向に進展していません。

これからの日本はもっと若い人が中心に声を大きくして何がいいのか何が悪いのか改革していく必要があると思います。

近江米やら身近な食品は本当に安全なのか。私もpositive talk actionとの立場で知事にも情報提供していきます。

さて、ツバメに聞いて見よう。「ツバメは 高い空から 教えてよ ネオニコの恐さを!!」

是非 「youtube  ネオニコ 宍道湖」 で検索。

 

 

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